壁面収納 廊下 壁面収納 廊下のアイデア事例集

ラブリコで固定して地震&転倒防止対策!

壁面収納 廊下
背の高い本棚も突っ張りアジャスターでしっかり固定

最近、人気沸騰中の壁面収納。
そのほかの家具に比べてお部屋のスペースを効率よく使えるため、お家全体の収納量を簡単かつ無駄なく拡張できる便利な収納家具です。

しかし、壁面収納といえば身長より高いものも少なくありません。
なんらかの拍子に傾いて中の本や雑貨などが落ちてきたり、地震が発生した際に倒れてこないという保証はありません。
中にはこういったリスクを鑑みて、身長や腰より低い家具しか置かない!と決めている方も少なくないでしょう。

壁面収納OSAMARUの壁面収納棚を固定する方法としては、商品に付属してお送りしているL型金具で壁に直接固定するか、
「ラブリコ」という突っ張り式の転倒防止アジャスターの使用をオススメしています。

ですが、本当に突っ張るだけで倒れないの?と疑問に思われる方もいらっしゃるはず。
今回は「ラブリコ」の安全性がどれほど高いのか、クギやネジでの固定方法と比較してご紹介!是非参考にしてくださいね。

ラブリコや、背の高い壁面収納OSAMARUは一覧で見やすいデジタルカタログからご確認いただけます。
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転倒防止アジャスター ラブリコって何?

賃貸でも安心の突っ張り固定

「ラブリコ(LABRICO)」は、平安伸銅工業株式会社様から発売されている「DIYパーツ」。

棚等をDIYする際に使用されており、2×4(ツーバイフォー)・1×4(ワンバイフォー)材など木材に取り付け、
バネの力で強力に突っ張り、その転倒を防止する優れモノです。
ホームセンターやネット通販などで簡単に入手でき、天井や壁を傷つけずに設置できるため、賃貸のお部屋で使われる方も多いようです。

検索エンジンやSNS上で「ラブリコ DIY」と検索すると、たくさんのレビューや使用写真を見ることが出来ます。
DIY初心者~上級者まで、とても幅広く使われているようですね。

ラブリコの固定方法は安全?

壁面収納の本段を廊下に固定するのにクギやネジじゃなく「突っ張り」で大丈夫?

壁面収納のような、大きく重量のある収納家具を固定するのに「突っ張るだけ」ではちょっと頼りないイメージがあるかもしれません。なんとなくクギやネジで壁に直接固定したほうがいいんじゃないかな?と思われる方も多いのではないでしょうか。

クギやネジでの固定方法は?

まずは、クギやネジを使って、壁面収納本棚を固定する方法についてご説明します。

住宅の壁の多くは「石膏ボード壁」で作られています。等間隔で立っている「間柱」という壁の下地に、防火性・遮音性に優れた「石膏ボード」を取り付け、それを覆うように塗装したり、壁紙を貼った壁のこと。画鋲を刺して、白い粉状のものがついてくるなら石膏ボード壁です。

石膏ボード壁に家具を固定して倒れないようにするには、間柱に直接固定しなくてはいけません。
間柱の位置を確認するには、壁をノックして音の違いから確認する方法と、「下地センサー」という専用機材を使う方法があります。

間柱の位置を見つけたら、クギ・ネジとL字金具などを使って壁と壁面収納をジョイントしていきます。
間柱に対して垂直にクギやネジを差し込まないと強度が下がってしまうので注意が必要です。

壁にしっかり固定するのはちょっと難しい

実は、うまく固定できず、いざという時に家具が転倒してしまうことも少なくありません。

間柱の位置を音の違いで判別する方法だと、初心者では上手く聞き分けられないこともあります。
また、下地センサーの精度も100%ではなく、センサーの感度・下地の状態によっては検知出来ないことも。
一番精度の高いものは「壁に穴を刺すタイプ」ですが、間柱にぶつかるまで穴を開けて探さなくてはいけません、賃貸のお部屋はもちろん、持家でも憚られる探し方かも。

さらに、間柱を探し当てられたとしても、ネジやクギを垂直に固定することが出来なければ転倒の恐れにつながりかねません。
初心者にはちょっと難しい方法かもしれませんね。

ラブリコは「バネ」+「ネジ」の強力突っ張り

では、転倒防止アジャスター「ラブリコ」の場合はどうでしょうか。

「突っ張って固定」と聞くと、100均の突っ張り棒などをイメージしがちですが、
ラブリコはそれとは比較にならないほど強力に固定してくれます。

転倒防止アジャスター「ラブリコ」の使い方は非常に簡単。立たせたい木材の上部にラブリコをはめ込み、付属でネジで留めたら、
上のパッドを抑えながらくるくる回すだけ。難しい作業は一切なく、あっという間に固定できます。

ラブリコの構造は「バネ」と「ネジ」の二重構造からなり、内蔵されたバネの反発力を使って壁面収納をがっちりと固定しています。
よく比較される関連アイテムに「ディアウォール」がありますが、ディアウォールは木材の上下にはめ込んでバネで突っ張る構造。
一見似ていますが、回すだけで調整できるラブリコの方が微調整しやすそうです。

さらにクギやネジが、壁・柱の接地面に対して「点」で固定しているのに対し、「ラブリコ」は「面」で固定しています。
面で固定すれば衝撃を分散することができるため、より安定感を増した固定方法といえるでしょう。
使用方法を守って固定をすれば、たいていの地震が来ても倒れずに済むはずです。

突っ張るだけなので壁や天井を傷つけず、賃貸のお部屋でも気軽に使えるのが嬉しいポイントですね。

転倒防止アジャスター「ラブリコ」について詳しく見る

たくさん収納しても安心の強さ

突っ張りアジャスター

ご紹介した通り、手軽に使えて便利な「ラブリコ」ですが、その耐荷重ははたしてどれくらいあるのでしょうか?

ネットで検索してみると、ラブリコが地震の際に倒れてしまったという体験談や、ズレてしまったという体験談も。
強力に突っ張っていたはずなのに……一体何故なのでしょうか。

ラブリコの転倒は「重心のずれ」が原因かも

取り付け時に気を付けたいのが、『柱のどこに重心が来るようになっているか』です。

「ラブリコで固定した柱が倒れてしまった」という事例を詳しく見てみると、ラブリコで取り付けた柱の上部に
ハンガーポールなどの金具を取り付けて、ハンガーラックのように使用している事例が見受けられます。
ポールなどを取り付けた場合、取り付け位置や掛けるものによっては重心が柱の前面にずれ、不安定になり転倒する原因となってしまいます。

また、ラブリコは突っ張れる上限幅が75mmで設計されています。(※1×4材用 アイアンタイプのみ)
上限を超えた隙間に対しては、しっかりと固定することができません。
この上限にあと数センチ足りなかったのか、中には木材を継ぎ足して柱を作り、そのうえでラブリコを使用している例も。

市販のジョイント材も販売されており、調整方法としては間違いではありませんが、一枚板の柱と比べて耐荷重は低くなります。
この場合も、説明書に記載されている使用方法を守らなければ、やはり重心がずれて転倒する恐れがあります。

使用方法を誤ると、地震が起こった際に柱がずれてしまったり、転倒につながるため大変危険です。
ラブリコを正しく安全に使うためには、できるだけラブリコと床を結ぶ直線上に重心がくるような構造を目指しましょう。

安全なラブリコの選び方とは?

ラブリコには素材が樹脂製のものや鉄製のもの、各種木材に合わせた規格など、いくつか種類があります。
カラーも様々なラインナップがありますので、好きな色のもので、お部屋に合った強いタイプを選びたいものですね。

素材は強度の高いアイアン製がおすすめ。
また、左右への揺れが加わった際のずれを防ぐ「滑り止めパッド」が付いていれば、摩擦力も強まるためさらに安心です。

転倒防止アジャスター「ラブリコ」は、垂直方向以外の「一定の方向」に負荷がかかる場合には耐荷重制限がありますが、
垂直に負荷がかかる場合の耐荷重制限はありません。つまり使用方法さえ守れば、たっぷり収納の壁面収納でも安全に固定してくれるんです。

転倒防止アジャスター「ラブリコ」について詳しく見る

ラブリコは背の高い壁面収納の強い味方

取り付けも簡単、天井や壁を一切傷つけない転倒防止アジャスター「ラブリコ」。
「最大高さ2400mm」と背の高めな壁面収納OSAMARUは、ラブリコを使って固定するのがベストでしょう。

ラブリコ込みで設置するには、OSAMARUを「天井から-75mm」の高さに調整するのがポイント。
お部屋の天井高に合わせて高さカットも出来るOSAMARUなら、どんなお部屋でもしっかり固定して設置できそうです。

また、壁面収納OSAMARUは、お部屋だけでなく廊下にも置けちゃうんです。
OSAMARUはシンプルなキューブ型の収納スペースが並んだオープンタイプの壁面収納本棚で、
廊下のような狭い場所でも使用できる「薄型タイプ(奥行き180mm)」もございます。
その高さを活かして天井付近のデッドスペースを有効活用しながら、ラブリコで安全性を確保できます。

狭い場所にもオススメな廊下用本棚【壁面収納OSAMARU】を見る

廊下用の薄型本棚や、その他の商品は無料でダウンロードできるデジタルカタログからご確認いただけます。

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また、東京ショールームでは、一部の商品位限り、実際にOSAMARUを見て、触ることができます。
スタッフもいますので、その場で質問も可能です。見学会について詳しくは東京ショールームページをご確認ください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

東京ショールームの予約はこちら

まとめ:壁面収納の転倒防止対策にはもってこい!

壁面収納OSAMARUとラブリコの組み合わせなら、廊下のような狭いスペースを最大限活用しつつ、転倒防止対策を万全にすることが可能です。これなら毎日人が通ったり、生活を送る場所でも、安心して設置することができますね。

壁面収納OSAMARUをご購入予定で、地震対策に悩まれていた方は、是非この転倒防止アジャスターを使ってみてくださいね。

壁面収納OSAMARUのよくある質問はこちら

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