壁面収納 リビング 壁面収納 リビングのアイデア事例集

リビング学習が捗る空間づくりを壁面収納で演出!自室を検討する方にもおすすめな理由と活用方法を紹介

壁面収納付きデスク

テレビの特集、書籍、ネットのコラムなどでリビング学習が注目され、理想の勉強方法のようにいわれ続けています。
その理由は、アンケートなどで「有名な学校に進学した人たちの多くが、リビング学習の経験あり」と回答している点にあるようです。
また、注目される要因のひとつに、家庭で取り入れやすいということもあるのではないでしょうか。
元々リビングのテーブルで勉強をしている、ランドセルひとつで簡単にリビング学習を開始できるといった手軽さが人気に拍車をかけている可能性も考えられます。

もちろん、リビング学習さえすれば本当に学習効果が上がる、勉強が捗る、学力が次第に伸びる、東大生になれるというわけではありません。
簡単に始められるからこそ、始める前にメリットとデメリットを理解し、メリットは更に伸ばし、デメリットは原因を理解して解決したいですね。
小学校に入学したての子や低学年の子にとって、リビングで家族を感じ、アドバイスをもらいながらのリビング学習は勉強が捗るといわれています。
そのため、まだ自室を持たないお子さんなら、自室の準備をする前にリビングに学習机を置いて、ミニ子供部屋的な勉強コーナーを作ることをおすすめします。
ママやご家族が見てあげる環境で勉強や自立のスタートを切り、暮らしの中で自主的に勉強ができる、身の回りの整理整頓ができるようになってから子ども部屋を考えるとよいのではないでしょうか。

ここでは、リビング学習の実態を知った上で、そのメリットとデメリットの理解、整理整とんができるリビング学習の家具類とレイアウト、兄弟・姉妹で同時にリビング学習をする方法などをご紹介します。
流行に惑わされず、我が家の生活に合うリビング学習のやり方をかしこくはじめましょう。

リビング学習に最適なOSAMARUデスクカウンター

リビング学習って集中できる?メリットは?

リビング学習って集中できる?メリットは?

子供の個室ではなく家族が集まるリビングやダイニングで学習をするスタイルを「リビング学習」と呼んでいます。
テレビや雑誌に取り上げられる、本になるなど、注目を集め続けている勉強スタイルです。
さまざまなメディアにおすすめ情報として取り上げられていることで、子供にとって最適な学習方法だと思われがち…。
しかし、リビング学習にはメリットだけでなく、同時にデメリットもあります。

ここでは、リビング学習の実態とリビング学習のメリットとデメリットをお伝えします。
デメリットを理解し、個々のお宅に最適なリビング学習のスタイルを模索してみてください。

リビング学習の実態

リビング学習を行っている世代は、小学生が多いようです。
高校受験、大学受験などの受験勉強が始まると、多くは自宅の自室、塾や塾の自習室、学校などで学習時間を過ごすようになります。
そのため、純粋にリビング学習をしているのは小学生が多いといえるでしょう。
では、小学生のどの程度がリビング学習をしているのか、リビング学習のメインである宿題の実態をお伝えします。

小学生が学習している場所

小学1年~6年の子供を持つ保護者を対象に、学研教育総合研究所が「小学生の日常生活・学習に関する調査(2021年8月調べ)」を行いました。
この調査で目を引くのは「家で学習するときの場所」の回答結果。
全体の72.8%がリビング、12.6%がリビングに隣接し親の目の届く部屋で学習していると回答しているのです。
リビング学習といわれる「親の目の届くところ」で学習している子供が非常に多いことが分かります。
また、学年別リビング学習は、小学1、2年の低学年が82.0%、3、4年生の中学年がおよそ75%、5、6年の高学年がおよそ62%となりました。
リビング学習は小学生の主な勉強スタイルであり、特に低学年においては親の目の届くリビングでの学習が習慣になっているのだと思われます。

小学生の宿題の実態

リビング学習で主に取り組んでいる学校の宿題は、毎日必ず出ているのでしょうか?
小学1~6年生の保護者対象に行われた「バンダイこどもアンケート(2020年2月調べ)」では、「毎日宿題が出ている」と回答した人が83.8%いました。
また、好きな宿題と嫌いな宿題の問いの回答は、ともに「算数」。
そして「親が子供に取り組ませるのに苦労する宿題」の調査で最も多かったのも「算数」です。
保護者の多くが、嫌いな宿題を取り組ませることに苦労していると分かります。

宿題のサポート役はだれ?

まだわがままを通したい年ごろの小学生。
特に低学年や勉強が少し難しくなる中学年は、宿題に取り組ませるのが大変なのではないでしょうか。
同調査で宿題の丸つけ、音読を聞く、宿題の相談(算数、国語、その他) を含む「宿題の相談相手」は、およそ75%が「母親」と回答しています。
この結果は、子供と一緒の時間を過ごすのが父親より母親の方が多い実態を含めての回答であることを考慮しても、父親に比べ母親がサポートをしている比重が高いことが分かりました。
料理などの家事に時間を取られる母親の目が届くリビング学習は、子供と母親の双方にとって最適なスタイルであり、親子の大切な時間といえるかもしれません。

リビング学習のメリットとデメリット

リビング学習のメリットとデメリット

有名校の入学者にリビング学習経験者が多い、ランドセルひとつで簡単に始められるなど、リビング学習は小学生の勉強に最適でよいことだらけのように伝わりがちです。
しかし、メリットがあれば必ずデメリットもあるもの・・・。
メリットとデメリットを理解し、原因を探りうまく学習に活かせるよう工夫できるとよいですね。

リビング学習のメリット

安心して学習にのぞめる
大人が側にいないと不安、ひとりで部屋にいるのが怖い、雨や雷、風の音、災害などに敏感になっている子どもにとって、家族のいるリビングは安心して勉強できる場所です。

学習習慣がつく
家族の目があることで、決まった時間に勉強に取りくむ習慣がつく傾向があります。

ほどほどの緊張感の中で勉強ができる
家族を感じながらの学習は「まじめにやらなきゃ」「最後まで終わりにしなくては」など、少しばかり緊張感が出てまじめに勉強に取り組めます。

集中力を養える
家族の会話や生活音など、心地よい音が聞こえる場所の方が集中しやすいお子さんも見受けられます。
また、実際のテストの時はひとりで静かに受験できるわけではありません。
周囲の音が多少あっても集中できる状態になることは、後々メリットになるでしょう。

分からないところがすぐに解決する
質問や相談があれば、家族に直ぐに聞ける環境です。

調べ学習に向いている
文部科学省のGIGAスクール構想により、ひとりの子供に1台の端末が用意され、調べ学習が自分でできる環境が整ってきています。
しかし、小学校低中学年の子供では調べ学習のキーワードの選択や、深く追求した調べ学習はまだ難しいですよね。
リビング学習では、その場で家族に聞ける、家庭のパソコンが使える、家族のスマホで一緒に調べることが可能。
多角的な視点を持つ家族のアドバイスが得られる点で大きなメリットといえるでしょう。

家族のコミュニケーションが増える
丸つけをしてもらう、音読を聞いてもらう、分からないところを教えてもらうなど、さまざまな場面でお子さんと親子や家族同士のコミュニケーションが生まれます。

光熱費の削減
リビングに皆が集まれば、おのずと光熱費が抑えられます。

リビング学習のデメリット

散らかる
ランドセル、学校の教科書、ノート、ワーク、補助教材、プリント、筆記用具などが出しっぱなしで放置されていると、リビングやダイニングテーブルが片付かないまま夜になることもあるでしょう。
子供が帰宅してから夜まで散らかり放題だと「ストレスが溜まる」という方も多いかもしれません。

ゴミが出る
勉強すればするほど消しゴムかすが多く出ます。
気付けばリビングの床やダイニングテーブルが消しゴムかすだらけなんてことも・・・。

集中できない
リビングは憩いの場所なので、家族がおしゃべりする、テレビを観る、ゲームをするなどし始めると、やはり集中して学習する妨げとなる時もあります。

距離感が近くなり過ぎて遠慮がなくなる
目が届く、声を掛けやすいリビングでは、距離感が近くなり過ぎる傾向があります。
距離感の近さは、怒られる回数が増える、口論が絶えなくなることも考えられます。

テレビが観られない
子供が真剣に学習に取り組んでいるとき、静かにしてあげたい、集中力を途切れさせたくないなどの配慮から、家族はテレビが観られないことが多いようです。

メリットを引き出しデメリットを回避するポイント

リビングに学習机を置く
主にリビング学習のスタイルをとるのは小学校低中学年です。
その期間だけでも思い切ってリビングに学習机を設置すると、親の目が届くリビングですべてが完結し安心ですね。
ダイニングテーブルの上が散らかる、ゴミが出るなどのデメリットにも効果的です。

学習用品用の収納棚を用意する
ダイニングテーブルで勉強をしている場合、リビングに子供の収納コーナーを作ると片付けやすく散らからなくなります。

肯定しつつ間違えを正す
距離感が近すぎて遠慮がなくなってしまう傾向がある場合、否定的な言葉を避ける努力と、褒めること、肯定することを心がけましょう。

学習の時間とテレビの時間を決める
家族の生活の中心であり、テレビを観る場所でもあるリビング。
子供の勉強時間とテレビの観賞時間を区別し、時間を決めるとよいでしょう。

OSAMARUの壁面収納ならリビングの仕切りにも最適

モノの置き場が決まれば、リビング学習も捗る

モノの置き場が決まれば、リビング学習も捗る

リビング学習のデメリットで触れた「散らかる」という問題。
お家を整理整とんしてきれいに保ちたい方、リビングをおしゃれな雰囲気に保ちたい方が多い中で、この「散らかる」は多くのご家庭でストレスの要因になっています。

「玄関にランドセルを置き去りにして遊びに行ってしまう」
「リビングのテーブルや床にランドセルが置きっぱなし」
「自室があるのに、さまざまな場所にランドセルと学習用品が置き去り」

上記の要因に「モノの置き場」が決められていないことが考えられます。
解決方法は「モノの置き場」を決めてあげること、「モノの置き場」に必ずモノを戻すルールを設け、それを守ることです。

ランドセル、学習用品、その他の子供の用品などは行動動線や家庭の間取りや事情に合わせて子供部屋、リビング、廊下、玄関などに「置き場」を決めてあげるとよいでしょう。

「散らかる」ストレスから解放できる、ランドセルや子供用品の置き場の決め方はこちらから。

関連記事:ランドセル置き場は壁面収納OSAMARUで解決!リビング学習も 捗るおすすめアイデア

兄弟・姉妹がいる場合におすすめな壁面収納の活用法

兄弟・姉妹がいる場合におすすめな壁面収納の活用法

年の近い兄弟・姉妹のいるご家庭のリビング学習におすすめしたいのは壁面収納です。

兄弟・姉妹が多く、子供部屋やリビングなどが常に散らかってしまうという悩みを持っているご家庭の場合、効率の面と整理整とんの面を考慮すると、勉強をする部屋とランドセルを含む学習用品の収納場所は同じにすることをおすすめします。

「自室に学習机があるけれど、勉強はリビングのテーブルでして、そのまま夜まで出しっぱなし」
「子ども部屋に学習用の机と椅子は購入したけれど、モノ置き場となっている」

このような声をよく耳にします。
リビング学習をするならデメリットとなる「散らかる」を抑え、メリットの家族に見守られて勉強ができることを最大限に活かせるようにしたいですね。
そこで、リビングに学習スペースを作ることをおすすめします。
リビング学習では、ひとりのスペースだけでなく、同時に兄弟・姉妹のスペースを確保できると現実的ですね。

木製の壁面収納OSAMARUのデスクカウンターを用いると、リビングに違和感なく子供の学習コーナーを作ることができます。

OSAMARUデスクカウンターならリビング学習に取り組める環境が用意できます

壁面収納OSAMARUで兄弟・姉妹のリビング学習コーナーを作ろう

壁面収納OSAMARUデスクカウンターは名前のごとく壁面収納タイプです。
リビングを広く使うには、学習コーナーを壁際に寄せる壁面収納を利用するとよいでしょう。

壁面収納OSAMARUは325㎜×325㎜のキューブを1コマとし、これを必要数使い自由にレイアウトできる収納です。
木製でキューブが並んだデザインは高級感があり、リビングに馴染むこと間違いなし。
その中でも特にデスクカウンタータイプは、キューブからなる本棚に並行してカウンタータイプのデスクを連結させた実用性の高い家具です。
デスク単体の奥行きは450㎜ですが、本棚の奥行き350㎜と合わせると800㎜もの奥行きとなり、横幅は2コマ700㎜~7コマ2400㎜まで選べます。
6種類から選べる横幅は1人としてはもちろん、兄弟・姉妹で横並びで座り勉強ができるスペースを余裕で確保できます。
このデスクサイズは教科書、ノート、補助教材、プリント類、筆記用具など多くを置きつつ、ページを広げたままでも十分なサイズ感。
大きな作業スペースは勉強が捗りやすく、整理しやすいメリットがあります。

更に、本棚部分の横幅と高さは2コマ720㎜~7コマ2400㎜まで自由に選択可能。
本棚部分は、目線の高さに日常的に使う教科書やノートなどを、机下の収納部分には重めの書籍類や道具類など、用途に合わせて収納しましょう。
なお、子供の物に限らず、家族で使う雑誌や本などの書籍類、観葉植物、人形やぬいぐるみなどを飾るのもおすすめです。

リビングを背の低い家具で揃え広く見せているご家庭では、デスクと同じ高さの2コマに低く揃えることで、リビングの雰囲気を壊すことなく子供の学習スペースを作ることが可能です。

関連記事:デスク×壁面収納で「作業・整理・収納」をその場で完結!

では、リビングに壁面収納OSAMARUデスクカウンターをどのようにレイアウトすればよいのでしょうか。

壁面収納OSAMARUデスクカウンターを利用したリビング学習のレイアウト

リビングは各ご家庭で捉え方が少しずつ違うようです。

純粋にテレビ観賞などのできる寛ぎスペースのこと
ダイニングとリビングを取りまとめてリビングとしている
隣接のオープンになる和室を含めリビングとしている

上記のような場合の兄弟・姉妹のリビング学習スペースのレイアウトを紹介します。

キッチンに近い場所の壁面に設置
家事をしながら見える場所であり、何をしているか見える距離です。
家事をしている場所から移動せずにアドバイスなどの声を掛けられるので、低学年向きといえるでしょう。
この場所への設置は、家族がいることで安心感を得る子供に適しています。

寛ぐリビングに設置
キッチンから見守れるけれど、何をやっているかわからない距離感です。
自分から勉強することができ、丁度よい生活音の中で集中できるタイプの子供におすすめです。

リビングに隣接する和室などに設置
場所によってはキッチンからは全く見えません。
リビングに勉強コーナーを作りたくないお宅にぴったりです。
必要に応じてふすまを利用し独立した部屋にすることも可能。
自分で計画的に勉強できる子供に向いている一方で、ふすまで閉じることができるので片づけられない子供にも向いています。

壁面収納OSAMARUデスクカウンターお客さまの使用実例

リビング学習にぴったり 壁面収納OSAMARUデスクカウンターはこちら

わが家に合った壁面収納の活用法をもっと知りたい!そんな時はお気軽にご相談を

今回は、リビング学習に適した壁面収納を紹介しました。
壁面収納は省スペースながら大容量の収納を実現するアイテムで、リビング学習のみならず、ご家庭のさまざまな場面、場所で活躍が期待できます。
壁面収納OSAMARUでは、梁がある、下り天井などで収納を悩んでいる、広い壁面の全体を覆うように壁面収納を設置したいなどの悩みや要望がある場合などにも個別に対応しています。
ご相談いただければ最適で最高な壁面収納を、既存品やオーダーメイドなどからご提案が可能です。

また、OSAMARUの壁面収納は大人ひとりで開梱設置ができるように作られています。
しかし、引っ越し最中でそこまで手が回らない、ケガをしている、体力的な問題などで開梱や設置に不安を感じている方もいるでしょう。
そのような方のために「開梱設置サービス」を行っています。
壁面収納をお考え中に少しでも疑問や不安を感じたなら、お電話やメールにてお気軽にご相談ください。

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