壁面収納・本棚を安く簡単にDIYしよう!組み立てキットを使った壁面収納・本棚の作り方

毎日の暮らしの中で、本はいつの間にか増えていってしまうものですよね。
”またいつか読むかも”と捨てる機会がないまま、どんどん本が増えていっていませんか。
本棚には収まりきらず辺りに本が積み上げられ、部屋のスペースが圧迫されてしまい、
おしゃれな部屋どころではなくなってしまいますよね。
こうなってくると、部屋のスペースをなんとか有効活用したいものですが、
中でも天井付近のスペースは中々活用しにくく、どうしたらいいかとお困りの方も多いのではないでしょうか。
このスペースを有効利用するには「壁面収納 本棚」がおすすめなのですが・・・、
据え付け型の壁面収納は30万円以上のものが多かったり、取り付けに大掛かりな工事が必要だったりと、ちょっと手の出しにくいものです。
コスト面の問題を解消するため、壁面収納の本棚をDIYで自作するという方法も耳にします。
最近人気が高まりつつある「DIY」なら「お得」で「自由」にお部屋に合った収納棚を作ることが出来るのでしょうか?
さっそく、素敵な壁面収納の本棚の作り方を見ていきましょう。
壁面収納の本棚を自分でDIYする方法!
1)材料の準備
まずは、必要な材料を揃えます。
賃貸のお部屋などでも大活躍する「ディアウォール」や「ラブリコ」を使って棚をDIYする方法もありますが、
今回はきっちり木材を準備して組み立てる作り方をご紹介します。
材料を買う前には「床」から「天井」までの高さや「横幅」「奥行き」など、必ず設置予定の場所をしっかり測り、
自分なりに簡単でもいいので、必ず設計図を作成して下さいね!
逸る気持ちは分かりますが下調べ・採寸はしっかり。最悪の場合、木材を丸々1本を買いなおすハメになってしまいます。
- 【材料】
- 木材
- 硬質ゴムマット
- 木工用ボンド
- クギ、ビス、木ネジ
- 固定用L字金具
完成した直後は問題なくとも、時間が経つにつれて本の重みで歪むことがあるため、素材は慎重に選びましょう。
一か所の歪みは全体の歪みに繋がり、壁面収納の強度も弱くなってしまいます。
本棚に使う木材には「SPF材」がオススメ!
SPF材は、ほとんどのホームセンターに置いている代表的なDIY素材です。
実は柱としても使える強度を持っているので、これ1種類だけで壁面収納を作ることもできちゃう便利な木材です。
「1×4(ワンバイフォー)」「2×4(ツーバイフォー)」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思いますが、これは木材の規格のこと。DIYシーンでよく使用されるSPF材はサイズが規格化されており、とても扱いやすくリーズナブルなのが特徴。初心者はもちろん、DIY玄人にもお勧めの素材です。
もちろん、自分の好きな素材を選んでもOK!お家の雰囲気に合った見た目に仕上げられるのがDIYの魅力です。
その場合は重い本を置いても耐えられる強度を出せるのか、しっかり調べてから購入しましょう。
2)道具の準備
材料が揃ったら、次は工具を揃えましょう。
- 【工具】
- 金槌、ドライバー、電動ドリルなど(木材切断用)
- のこぎり・メジャー
- L字定規、水準器
- キリ(穴あけ用)
- 紙やすり
理想の壁面収納のイメージによっては、もうちょっと工具が必要かもしれません。
作業内容や、選択した木材・素材の「硬さ」によって、適切な工具を購入してください。
3)加工と組立
材料と工具が揃ったら、さっそく加工していきましょう。
- 【加工の手順】
- 木材のカット
- 木材のやすりがけ
- 組立て、固定
- 反りの調整
本棚を設計する際は、地震などで振動がかかった時でも倒れにくいよう、専用金具を使って壁にしっかり固定を。
また、重心を下げて安定感を得るために、下のコマには重い本を、上のコマは軽い本や雑貨等を置くことが望ましいです。
そのため下部の段の有効内寸は、高さ「30cm以上」を目安に、A4サイズ以上の大きな本も収納できるようにするのがオススメです。
「組み立て、固定」の段階では、使う工具に注意!電動ドリルとネジを使えば楽に固定できますが、同時に割れやすくもなってしまいます。
あまり厚さや強度のない木材を固定するときは、細めの釘(三八~四五サイズ)を使った方がしっかり固定しやすいです。
DIYは実はお得ではない?
さて、本題の「はたして自作DIYはお得なのか?」という疑問に対する答えですが……
DIY初心者の方や、壁面収納だけDIYしたい方は「NO」です。
工具を購入するためにかなりの費用がかかってしまうことや、時間と労力を消費する大変な作業であることから、
「もっともっと、たくさんの家具を自作したい!」という方や、「DIY慣れしていて日頃からたくさん作っています」という方でない限り、
大型家具をDIYするのはそこまでお得と言えません。
初心者が天井いっぱいの大きな壁面収納を設計・調整するのは難しいですし、かえって危険が伴います。
より簡単に、十分な強度の壁面収納を手に入れる方法は無いのでしょうか?
壁面収納OSAMARUという選択肢
DIYの経験があまりなくても、安く簡単に壁面収納を作りたい……。
それなら「設計やカットは全てプロに任せて組み立てるだけ」の【壁面収納OSAMARU】をオススメします。
壁面収納OSAMARUは、一般的な据え付け型の壁面収納に比べて低コストで、組み立ての労力も最小限で済む壁面収納本棚です。
シンプルな構造で、約1時間で組み立て完了!
壁面収納OSAMARUは、なんと言っても組み立てが簡単。
縦板と横板を説明書通りにはめ込んで、付属のボルトとレンチでしっかり固定するだけです。
女性1人で組み立てても、たった1時間程度で背丈より大きな壁面収納が作れるんです。
使う道具は付属品として一緒にお送りしますので、工具を買いに行く必要もなく、届いたその日からすぐに使えます。
とてもシンプルな構造でありながら、木材の専門家たちが設計した抜群の耐久性も兼ね備えています。
1コマの耐荷重はなんと30kg!これなら重たい本だって、陶器のようなインテリアアイテムだっていくらでも設置できますね。
もう一つ大きな特徴として、OSAMARUは分解も簡単なんです。一般的な壁面収納と違って比較的に動かしやすく、お引越しも楽々。
「組み立て手順とは逆の手順での分解」が必要になるため、引っ越しを予定している方は説明書を大切に保管しておいてくださいね。
「見せる収納」で収納がもっと楽しく
壁面収納OSAMARUは「見せる収納」です。扉が付いておらず、最低限の箇所にしか背板がないオープンな構造です。
これまでは「しまう」だけだったお気に入りのモノも、OSAMARUに飾れば飾り棚に並べたかのように魅力的にディスプレイ可能。
集めた本の背表紙を眺めることもできますし、コレクションや雑貨を置けばお部屋のインテリアの一部に早変わり。
子供の絵本やぬいぐるみも自然とインテリアの一部に溶け込んでくれますよ。
主張しすぎないナチュラルな木材の色合いだから、自然と「見せたいモノ」を強調してくれます。
転倒対策には別売りのアジャスターを使おう
「天井まで届く大きな壁面収納だと転倒しそうで怖い」という方には、別売りの転倒防止用アジャスター「ラブリコ」をオススメ。
設置はとっても簡単で、壁面収納OSAMARUのタテ板にネジ止めして突っ張るだけ。
たったこれだけで天井や壁に傷を付けずに固定することが可能です。これなら、地震大国の日本でも安心して壁面収納が使えますね。
お色はブラックとホワイトの2種類。是非、お部屋のイメージに合わせて使い分けてください。
「転倒防止用アジャスター(LABRICO)」のラインナップを見る
本棚同士を隙間なく繋げる
壁面収納OSAMARUは、縦・横のコマ数をセミオーダーのように選択でき、奥行きも3種類から選べます。
またそのラインナップも豊富で、「デスク付き」「テレビやモニター用の開口部付き」「薄型タイプ」などから、お部屋にピッタリな1台を選ぶことができます。
壁一面を壁面収納にしたいけど、コーナー部分のデッドスペースが気になるという方には、壁面収納OSAMARU同士を接続する「コーナー収納」もご用意しております。
コーナー収納でデッドスペースを埋める
コーナー収納を使うと、タテ7コマの高さの壁面収納OSAMARUをL字型に連結することができます。
このコーナー収納自体がタテ7コマの収納になっているため、デッドスペースを上手く収納スペースにすることが可能です。
コーナー収納の左右に壁面収納OSAMARUを設置すれば、お部屋の2面を大胆に使った「L字型」の壁面収納に!
同じ要領でもう1セット繋げれば「コの字型」の壁面収納とする事もできちゃいます。
省スペースで効率よく収納機能を拡張することが出来るので、書斎はもちろん、
一人暮らしの方で賃貸のお部屋・ワンルームのお部屋にお住いの場合など、収納スペースがあまりないお部屋にもオススメな使い方です。
まとめ:自由にカスタマイズできる壁面収納
OSAMARUの壁面収納は「DIYキット」として販売しています。
壁面収納を一から作るのは大変ですが、壁面収納OSAMARUなら「作る楽しみ」も残しつつ、自由にカスタマイズすることができます。
組み立てている途中で好きな色を塗ってみたり「ここは猫が通れるように穴を開けてみよう」といったアレンジもOK。
強度や組み立てに影響が出てしまわないかな?と不安な場合は、是非、お問い合わせフォームよりご相談ください。
たっぷり収納が付いたOSAMARUを使って、是非お部屋をすっきり整理整頓してみてくださいね。